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RF試験テストエンジニア 無線通信機器の試験・認証業務

RF試験テストエンジニア

Global TIC Company仕事内容

無線通信機器の試験業務

日本及び海外の電波法に関する試験を行います。お客様の製品が国内外の無線に技術規格を満たしているかの試験を実施します。主要な無線通信、無線センシングに対応する測定機材を保有しています。特にSGSジャパンが力を入れているのはミリ波レーダー分野です。お客様に十分に納得いただける高性能・低損失の測定設備を備えています。このため、最先端の製品に触れる機会が多い職場です。また、SGSは全世界に2500拠点の試験所や事務所があり、これら拠点の技術者との日常的な交流もあり、グローバルに活躍することを目指している皆様には魅力的かと思います。

Worthwhile Pointsやりがい

国際的な環境の中で最先端の無線試験技術者としてキャリアがつめる職場

高度な無線技術を搭載する製品の試験評価を行う中で製品の技術的な問題点を発見することにより、お客様の製品開発に貢献できます。自分が試験を行った製品を市場で目にすると非常に嬉しく、自分が実施した試験によってユーザーが安心して製品を利用できるという観点から非常に重要な任務です。製品を開発するための生みの苦しみはありませんが、新しい無線技術の試験方法を確立したり、試験を合理化するなど想像力と行動力が鍛えられます。

Project Casesプロジェクト事例

あるお客様より欧州共同体(EU)市場に上市するためのCEマーキングに関する試験を委託されました。RF、EMCの試験を行う中で試験中にある条件で無線機能が止まってしまうという現象を発見しました。お客様の社内評価では見つからなかった問題でした。品質を大変重視する大手自動車メーカー向けに高性能な製品であったため、SGSがこの問題を発見し報告したことに大変感謝されました。もし、自動車メーカーが発見した場合、お客様の信頼にも傷がついていたかもしれません。試験を実施しその中で問題を発見することは試験ラボとして当たり前の事ですが、評価方法等のノウハウにより気付けるかどうかに差が出る場合があります。

日本電波法の試験を実施する工程は、マニュアル作業が多く特に試験測定後のデータをまとめる工程の手作業により転記エラーや案件全体の所要期間が長くなり試験技術者の疲労の原因になっていました。技術リーダーは現場からの提言をうけタスクフォースを発足し、外部のソフト作成会社と協力して自動測定のシステムを開発しました。ソフトの作成と評価に1年間の時間を費やしましたが、運用を開始すると試験測定時間と試験報告書作成時間が1/3に短縮され、次の工程の審査チームからのエラーの指摘が激減しました。

Routine Of Working Day1日のスケジュール例

  • 09:00

    出社

    -ブリーフィングの実施
    -試験ラボ点検
    -試験開始

  • 12:00

    ランチタイム

  • 13:00

    午後の試験開始

    -自動測定の実施
    -営業からの技術的な問い合わせへの回答
    -試験ラボの日程調整
    -技術規格の勉強
    -新しい測定システムの構築・準備
    -次の日の試験の準備等

  • 17:00

    業務終了

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