Kazunari
信頼と協力

Kazunari

Trust&Cooperation 信頼と協力

EMC業界を知る
大ベテランが、
組織改革を成し遂げる

SGSジャパンのコネクティビティEMC部門(Connectivity Wireless/Auto)で、無線機器や車載電気電子機器のEMC試験・評価・対策をメインで担当する、Kazunari。
1980年〜2020年までは、現在の仕事と親和性の高い電機製品のEMC設計・対策・評価に携わる仕事に従事。定年退職を経て、自身が持つEMCに関する知見と経験を活かせる世界有数の電子部品メーカーに勤務し、EMC対策部品の開発、中国EMCビジネスやEMC対策などに関わってきた。
しかし、年齢の問題で正規社員での雇用が継続できない事情があり、『仕事のやりがい』を感じられる次にステップへ進むことを考えていた。そんなとき、SGSジャパンのEMC部門の担当者から、「新たに自動車EMCの事業を始めることになったため、うちに来てくれないか?」と声がかかる。
「定年退職をしても、自分を求めてくれる企業がある。」
「まだまだ自分が持つ能力をビジネスに活かせる。」
自分を認めてくれたSGSジャパンのEMCビジネスの未来を支えるべく、2022年2月の入社に至る。
SGSジャパンでは、2014年からEMC試験・無線試験のサービスの提供を開始。もともと得意とする各種EMC試験(医療機器・医用電気機器)・産業機器・情報機器・計測機器・船舶機器・鉄道機器・家庭用機器・照明機器などに加えて、SGSのグローバルネットワークを活用した海外認証やWi-Fiアライアンス試験などのサービスも提供。20年以上にわたり、iNarte EMC Engineerとして経験のあるマネージャーを中心とするチーム体制で、お客様のEMC・無線関連の規格取得をサポートしている。

Story 01

SGSで起こした成功事例

EMC業界で得た
豊富な経験で、
組織の最適化に注力

SGSジャパンに入社して半年あまりですが、長年EMCビジネスに携わってきた前職の経験を活かし、実際に貢献できた事例が二つあります。
一つは、私が所属するコネクティビティEMCの部門で、最適な組織づくりに徹して、課内を明るくできたことです。基本的に毎日会社に出勤する部門ですが、メンバー同士の会話が少なく、周りを見る余裕がないガラパゴス的な組織に感じたのです。EMCビジネスでは、個人の力だけで大きな成果を生み出すことは難しく、チームで動くことのほうが大切です。ですから、部下も含めた周りの5〜6人でとにかくコミュニケーションを図ることを心がけました。
時には冗談も交わしながら、明るい雰囲気づくりをおこなってきました。入社当時と比べると、だいぶポジティブな空気感のある組織に生まれ変わったと思います。

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組織の最適化に注力" width="" height="" loading="lazy">

Story 02

経緯

お客様ファーストの
サービスに徹して、
120%の力を出し続ける

SGSジャパンに来てもう一つ貢献できたと思っているのが、お客様へのサービス向上です。私の経験則上、まだまだお客様重視のサービスを提供できているとは思えなかったので、何が必要なのかを考えて行動に移しました。
SGSジャパンのEMCビジネスの強みは、お客様に満足していただける高い技術力と付加価値を提供できることです。自分では100%のサービスを提供できたと思っていても、実際にお客様の目線では、70%程度になると思って仕事に打ち込んだ方が良いのですよ。常に120%〜130%の力を出してサービスを提供することで、初めてお客様の100%の満足を得られると思っています。
30年間にわたり、お客様向けのビジネスに携わってきましたが、やっぱりサービスを満足していただいて、最後に「ありがとうございました。」と言って帰っていただけることが大切なのです。

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120%の力を出し続ける" width="" height="" loading="lazy">

Story 03

成功までの道のり

能力よりも
センスを見極める、
適材適所の人員配置

EMCビジネスは、個人でも活躍できるコンサルメインの仕事とは違って、チームで動かないと生産性を高められないのです。もちろん個人の能力が高いに越したことはありませんが、プラスアルファで組織のことを考えて行動できる人材が活躍できます。
たとえば、隣の人が忙しくしていたときには「手伝いましょうか?」とひと声かけられる環境なら、作業に関してもメンタルに関しても負担が少なくなりますよね。今はこの部署でマネジメントをメインにしていますが、「なるべく一人にしない。一人に責任を押し付けない。」という意識で組織づくりをしています。
仕事の役割分担に関しても、絶対に押し付けるようなことはせず、その人の能力よりもセンスを見極めた配置を心がけています。得意とする分野だけを見て人材を配置しても、実際には全く専門知識がなかった人の方が活躍するケースもあるのです。メインがテストエンジニアの人だったとしても、お客様とお話をすることが好きなら、仕事の半分を営業にまわすといったこともできます。
「この業務だけやっていればいいんだ。」という意識を変えられるように、さまざまな可能性を与えて、多角的にサポートしていますね。

能力よりも<br class=センスを見極める、
適材適所の人員配置
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Story 04

成功の要因

SGSジャパンの
サービスには、
競合にはない
付加価値が存在する

SGSジャパンが提供する検査・検証・試験・認証などのサービスは、付加価値ビジネスであり、他社と比べられることは避けられません。
具体的にどこを比較されるのかと言ったら、それは価格でしかないのです。価格を下げるためには個人の売上高を伸ばすことも重要ですが、本当に伸ばすべきところは付加価値にあると思っています。
SGSには、他社にはないサービスの強みが沢山あって、それこそが付加価値になっています。付加価値が高い企業は、ビジネスで値切られることが少なく、逆に付加価値の低い企業は淘汰されてしまうのがこの業界です。SGSが誇るグローバルネットワークや専門性などの強みをどんどん伸ばすことで、サービスの品質がさらに高まるでしょう。

Story 05

日本No.1を目指す姿勢

私にとって
EMCは天職であり、
仕事がとにかく
楽しくて仕方ない

SGSジャパンでは、40代の方が多く働かれていますが、私のように60歳を越えても活躍できる場所があるのです。
私が師と仰ぐ人から「人生は55歳からなんだよ。55歳になってから、自分の提案が成功する確率が非常に高くなる」と言われたことがあります。55歳になるまでに蓄積された色んな経験や苦労が活きるからこそ、最適な答えに導けるのです。私は55歳を過ぎてから、ビジネスに関する新しい提案をどんどんしてきました。SGSジャパンでも、長年にわたるEMCビジネスの経験が活きていると思いますね。
私はやっぱりEMCが好きで、天職だと思っています。会社に行って働くことがとにかく楽しいです。
「後ろを振り向かず、前しか見ない。石橋があるなら叩く前に渡ってしまえ。」
これが私が大切にしているマインドです。絶対にネガティブにはなりません。好きなことをやってお金を貰えるのは、何歳になっても仕事のモチベーションになります。常に欲しい物がありますし、我慢はしたくありません。体力と気力がある限り、いつまでも働き続けたいと思わせてくれる場所が「SGSジャパン」なのです。

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