Yoshimi
変化とスピード

Yoshimi

Change&Speed 変化とスピード

学会発表の大役を務め、
2021年社内表彰を受賞

SGSジャパンのケミカルラボラトリー(CCL)で、製品に含まれる化学物質の分析オペレーションや品質管理、技術管理を担当する、Yoshimi。
前職では、食品素材の商品開発や、米加工商品の商品企画・開発に従事。その後、ワークライフバランスを整えるため、派遣社員として働ける仕事先を探し始める。当時、社会の雰囲気が変わりはじめ、環境問題がよりクローズアップされてきたこともあり、大学院で学んだ環境分析に関わる仕事をしたいという想いが強まった。
そして2015年、化学物質分析のリーディングラボラトリーであるSGSジャパンへ、派遣社員として入社。
2019年には正社員となり、現在はケミカルラボラトリーで化学物質に関する受託分析業務、環境規制に対応した化学分析サービスの提供、分析結果のレポート作成、化学法規制の情報提供などを海外のラボと連携しながらおこなっている。
SGSは、欧州改正RoHS指令や欧州REACH規則をはじめとした、さまざまな環境規制に対応した分析サービスを提供する、化学分析のリーディングラボラトリーである。2004年8月から受託分析サービスを開始して以降、組織の規模は小さいながらも、工業材料中の化学分析において業界に広く認知されている。

Story 01

SGSで起こした成功事例

ルーティンワークと
並行しながら、
日本分析化学会の発表に
チャレンジ

私が所属するケミカルラボラトリー(CCL)という部署では、メーカー様や企業様のご依頼に応じて、製品のサンプルに規制物質が含まれていないかを分析したり、分析レポートを作成したりしています。
ある日、新規開発担当だった先輩から「学会で発表をしてみないか?」と誘われて、プロジェクトの大役を務めることになりました。私が務めることになったのは、日本分析化学会の「比色溶液として硝酸鉄(III)/ヘキサシアノ鉄(III)溶液を用いた、 樹脂中のテトラブロモビスフェノールA(TBBPA)のスクリーニング分析」を表題にした発表です。
ルーティンワークと並行しながらプロジェクトを進めるのは本当に大変でしたが、日本分析化学会第70年会の発表を無事にこなすことができ、そのときの頑張りが認められて、2021年に社内表彰(Employee of the Quarter)を頂きました。

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日本分析化学会の発表に
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Story 02

経緯

仕事の生産性を
落とすことなく、
学会発表の
プロジェクトを推進

学会発表のプロジェクトに参加することになった当時、私たちの部署では、ルーティンワークが1日の8割くらいを占めていたのです。
2019年に電気/電子に関する部品の分析専門だったケミカルラボラトリーが、新しい分野の化学分析もおこなうセントラルケミカルラボラトリーに変わるそのタイミングで、業務を拡大しようという話になり、「セントラルケミカルラボラトリーでは、何ができるのかを情報発信しよう」という流れになりました。そのとき、新規開発に携わっていた先輩が論文を出す際にお手伝いをしており、併せて学会での発表もお願いされたのがプロジェクトに参加したきっかけです。
毎日やらなければならない業務は沢山ありますし、新しいことにチャレンジするために仕事の生産性を落とすわけにもいきません。そこで、チームのみんなと協力しながら、ルーティンワークを改善することに注力しました。
プロジェクトに打ち込む時間は、1日何時間という明確なものではなかったのですが、「決められた仕事をこなした後の時間は自由に使っていいよ」と言われました。部署のみんなが快く協力してくれる姿勢は本当に助かりましたし、密に連携を取れたことが課題をクリアできた要因です。

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学会発表の
プロジェクトを推進" width="" height="" loading="lazy">

Story 03

成功までの道のり

事業拡大に
意欲的なメンバーに
恵まれた、
SGSジャパンの
ケミカルラボストリー

ケミカルラボラトリーでは、事業を拡大しようという意欲に溢れたメンバーが沢山います。SGSはグローバルの視点で見ると世界的な大企業ですが、SGSジャパンでは、「どんどん色んなことにチャレンジしていこう」というベンチャー的な雰囲気があります。
たとえば、COVID‑19が流行し始めたときに、医療機関のように人体の検査はできなくても、「環境下にウイルスが残っていないかどうかの検査を立ち上げてみたらどう?」と言われて、実際に立ち上げたこともありました。
ここ数年では、リサイクルプラスチックの分野において、環境汚染問題が騒がれています。リサイクル材って本当に何が入っているかわからないのです。製品を作るときに「どういう検査が必要なのかわからない」というお客様が沢山いますので、SGSジャパンでどのようなソリューションを提供できるのかを模索しています。とにかく新しいチャレンジに寛容な会社ですね。

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恵まれた、
SGSジャパンの
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Story 04

成功の要因

SGSの
グローバルネットワークが、
化学分析の可能性を広げる

化学分析では、日本のラボで検査できない項目がいくつかあるのですが、海外にラボを持つSGSだからこそ解決できる問題もあります。
中国、台湾、韓国には、巨大な工場みたいなラボがあり、設備や機械の処理能力がとても優れています。日本で検査できないサンプルでも、海外のラボに送ることですぐ検査してもらえるのは有り難いです。輸出の時間を考えてもそこまで大きなタイムロスもなく検査してもらえますし、化学分析に従事する者としてはすごく心強いですね。
SGSジャパンでは、中途採用の社員が活躍されていますが、みなさんさまざまなバックグラウンドを持っていて頼れる先輩ばかりです。私自身の経験では、学生の頃に学んだ環境分析に関する知識が仕事に活かされたこともあります。ケミカルラボラトリー自体にも、これまでの案件で蓄積した経験やノウハウがありますし、案件をスムーズにこなせる要因になっていますね。

Story 05

日本No.1を目指す姿勢

新しいチャレンジを
することが許される、
魅力的な環境がSGSにはある

私たちの部署では、お客様のご依頼に合わせて化学分析をするので、繁忙期はありますが、海外のラボと連携して業務を任せることもできますし、プライベートの時間もしっかり確保できています。
ルーティンワークこそ多いですが、「みんなで協力し合って業務を効率化して、余った時間で新しいサービスを始めていこう」という姿勢が、仕事のモチベーションにもつながっています。
ワークライフバランスが整う環境にいますから、今はとても働きやすいです。新しいチャレンジをすることが許されるとても魅力的な環境が、SGSジャパンにはあると思います。

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